「情報拡散は共感拡散型へと移行する。ツイッター新時代の幕開け」

Writing by Kentaro Ito

~採用ブランディング起点で考えるツイッターアルゴリズム改変の真相に迫る考察~

 

こんにちは。

大阪のブランディング会社 株式会社トランジスタの代表 伊藤健太郎です。

 

今日はツイッターをはじめた理由について今から書いていこうと思います。

そしていろいろ書いていたらめちゃくちゃ長くなってしまいました。

本コラムのタイトルのくだりの文章は、本コラムの最後にしか出てきませんので

お急ぎの方はカーソル移動して読んでみてください。

(本コラムのタイトル画像と同じ画像を目指してください)

 

ブランディングとマーケティングを駆使し戦略コンサルティングを行う会社

株式会社トランジスタ。

弊社の業務領域や設立の経緯はまたまた近々別のコラムでまとめるとして。

 

TWIITERを採用ブランディングで使いたいのご相談急増

最近、採用ブランディングでツイッターを

始められる経営者様からのご相談とても多い中、

僕はいままでツイッターをやってこなかったこともあり

慌てて自身でもアカウントを作ったのが経緯。

 

ちなみにそもそもだけど採用以前に弊社にご相談に

来られる経営者様のお悩み相談傾向は大きく2つに分類される。

 

  • 1つ目:売上を上げたい
  • 2つ目:人の採用に困っている

だいたい入り口は1つ目が多い。

ぼくらのようなブランディングコンサルタントは

基本的にまずはアウターブランディング相談からご契約が始まる。

 

悩み1:売上を上げたい

この「売上を上げたい」に対しては、

適切にブランディング戦略を練り、

一方的な会社や商品・サービス情報伝えるではなく

顧客と双方向で共感するようなコミュニケーションを指す

「伝わる」状態にもっていくまで

弊社ではマーケティング戦略を丁寧に行う。

そしてその戦略に準じたプロモーション(具現化/手法)を

実行すれば必ずと行っていいほど顧客の売上は上がる。

 

それもだいたいJカーブで成長は加速していく。

なぜ売上は必ず上がると言い切れるかって?

いままで共感を生むという次元で

コミュニケーションをとっていないんだから

あがるに決まってるでしょ。といつも言っている。

 

マーケティング戦略を練るタイミングの思考プロセスはいつも

「誰に」「何を」「どのように」そして「なぜ?」

まずは売上を上げたいと思う商品やサービスは

適切なコミュニケーションが図れているか。 

ここを分析し、できていないところをチューニングしていく。

そして、このマーケティング戦略を練る際に

もっとも僕たちが大事にしている視点がある。

それは、

孫氏の兵法

「彼を知り己を知らば百戦危うからず」

この考えがブランディングやマーケティングにおいては一番重要で

マーケティング=「彼を知り己を知らば百戦危うからず

と言い切れるのではないかと最近は強く感じている。

 

マーケティング活動におけるざっくりとした体系的な構造

いま少しだけ体系的な簡単な理解だけ「さわり」を伝えておくと

大項目:マーケティング領域(市場での経済活動における全ての考え)

中項目:ブランディング領域(共感状態)

小項目:クリエイティブ領域(具体化/手法)

 

すなわち企業のセールス活動においては

マーケティングという大枠の中の

いちコンテンツ/カテゴリーとして存在するのが

ブランディングという活動である。

 

そもそもブランディングとマーケティングと

クリエイティブやプロモーションの違いを明確に理解した前提でないと

このマーケティング戦略に準じてブランディングを行い

クリエイティブ開発しプロモーション活動へと

事を勧めていくことはまず難しいだろう。

 

これらを体系的に捉え、適切な順序で

クライアントの課題に寄り添って目的を達成するために

アウター向けやインナー向け含めたブランディング戦略を練り、

その商品・サービスが狙う顧客ターゲットとの

コミュニケーションの具体的なツール開発に必要な

クリエイティブやプロモーション施策などを考えていくのが

僕が普段やっている仕事の一連の流れ。

 

その中でターゲット(ペルソナ)を明確にし・・・

など細かく言うえばキリがないがいろいろな視点視座で

客観的に物事を見据え分析し、そのクライアントに必要な

戦略をオーダーメイドで作り上げていくことで

共感状態を作ることができるブランディング戦略が完成する。

このあたりの話はまた追って別のコラムでブランディングについて

事細かく説明したいと思っているのでまぁ

ざっくりいうとこんな感じで仕事をやっていると

感じていただければ今日はOK。 

そして大抵、適切なアウターブランディングを行った後に

クライアントは「売上をあげたい」クリアすると

必然的に仕事はあるが仕事を回してくれる

人の採用・求人で困ってくることになる。

僕の顧問先様は2年ほど継続して契約をさせていただいている

会社様が多いので初手としてのアウターブランディングは完了し、

実行した後に人の課題へと移行していくのである。

 

悩み2:人の採用がしたい

 

そしてそんなに売上が上がってき仕事が溢れ出すと、

従業員がいないと会社が回らなくなる。

そこで採用を急いではじめちゃうんだけれど、

そこにも落とし穴がある。

採用の悩みはだいたいこの2つ。

 

  • 1つ目:面接は来るけれど良い人材に巡り合わない
  • 2つ目:そもそも採用応募が来ない

 

ここで「採用ブランディング」の登場である。

また次に書きますが売上を上げるための

アウターブランディングとは異なり

採用に必要なインナーブランディングの開発も、前述した

マーケティング→ブランディング→クリエイティブ(やプロモーション、PR)

というように体系的に物事を考えて戦略を練らないといけない。

 

 

効果的な採用ブランディングに重要なポイント

そんなお悩みを持つ経営者様の中で、

会社の採用ブランディング(インナーブランディング)だけでなく

マーケティング視点で考えると、採用に重要なポイントはいくつかあり

ここでも「誰に」「何を」「どのように」と「なぜ?」の視点で

物事(ものごと)を客観的に分析し戦略を練ることが

重要になってくる。

例えば、WEbサイトはしっかりしているか?

パンフレットは?求人採用の募集原稿は?

など他にもたくさん求職者と接点を作ることができるツールが有る中で

求職者との接触するコミュニケーションは適切であるか?

を考え続けといけない。

ここでもアウターブランディングで重要な視点となる

「彼を知り己を知らば百戦危うからず」の考え方で

戦略を練っていくのである。

 

【マーケティング領域】

そもそも雇いたい人材(求職者)ってどんな人か?

※孫子の兵法で言うところの「彼を知り」のパート

2自社はその来てほしい人材(求職者)にとって

のどから手がでるほど素晴らしい会社なのか?

※孫氏の兵法でいうところの「己を知り」のパート

 

上記はイメージとしてレストランの料理人シェフが

お客様へのコースメニューを考案する段階で

「感動させたいお客様は誰?」という視点と

「今ある食材は何?」

という視点で考えると感情移入しやすし、

わかりやすいかもです。

まずは1⇔2を行ったり来たりしながら整理を行っていくことで、

やっと次のブランディング領域へと進むことができる。

採用ブランディング戦略立案へ向けた流れ

【ブランディング領域】(一部マーケティング思考も交えて説明します)

次は「求職者」と「会社」を結びつける「もの」を考えていきます。

ここで重要になってくる考え方はまず、

求職者のターゲットの感情が

「共感」し「感動」へと変わるプロセス(心理変容)にするためには

どんな演出が必要であるかを常に意識しながらGOAL設定をします。

 

そしてこれら全ては求職者の目線で考えるべきです。

  

  • 1来てほしい求職者(ターゲット)にとって「働いてみたいな」と共感できる会社と伝わるか?
  • 2求職者目線でここで働けば、どんな未来が待っているのか?どんなメリットを得られるか

 

このブランディングが一番難しい笑。

 

・依頼先のクライアント

・来てほしいと思うような人物像の求職者、

この双方を共感状態でマッチングさせないと採用は失敗する。

ある種、たとえでいえば

結婚紹介所のおせっかいな仲人さんのイメージ。

 

「あんた~そんなプロフィールじゃぁあなたの人となりが伝わらないよ~」

とか

「あんたの良いところは天命にしたがってまじめに

誰よりもこの世界を良くしようとかんがえているところだよー」

とか

その結婚を目指す人に対して、面談で相手が

「この人素敵だな、気になるな~」

と思っていただくようなイメージでブランディング戦略を練っていく。

 

ブランディングプロデューサーや演出家の側面もある。

やっていることは、こんなことを考えながら、

その会社の「核」となる本質なところを抽出して

やっとクリエイティブやプロモーションのターンへと進んでいけるのである。

 

【クリエイティブ領域】

これでやっと具体的な採用ホームページを作ったり、求人広告用の原稿制作の作業へと進んでいくのです。(長いわwww)

  • 会社が雇いたいと思う人物像の方に「来たい」と思わせる採用者目線のホームページになっているか
  • 直感でイメージが伝わるようなキービジュアルになっているか
  • キャッチコピーで心を掴めているか
  • エントリーする人が、その会社に入ったその先に、自分の自己実現ができるのか、どんななポジティブな未来を創造させるデザインになっているか? 

 

上記のその他にも上げればキリがないくらいのポイントがありますが

それもまた別のコラムで書きます。

 

 

【プロモーション領域(やっとツイッターの話です照。)】

HPはあくまで受け皿です。作っただけでは誰もみてくれません。

(補足:求人広告はそもそも各媒体が求職者の

集客装置であるポータルなので拡散+受け皿の両側面があります)

 

そんな求職者にとって素晴らしいと共感させられる会社の採用ホームページも

誰にも見られなければ、「目標である良い人材に応募して欲しい」という

目標も達成することができません。

 

そこで「ツイッター」の登場です。もちろん経営者のアカウントです。

なぜかって?それは

 

TWITTERで発信する(コスト無料)

 

だからです。

求人広告で良い枠(高い枠)を買うとお金で解決しますが、

最近の採用者はその経営者のツイッター見てますよ。

求職者は大前提として「失敗したくない」の心理が働きます。

なので事前に経営者や、スタッフの温度感、雰囲気、顔、プロフィールを通じて

人柄や価値観を事前にわかっていて働きたいと思わせる可能性のある

ツイッターをするか、

それとも、しないかであれば、そらやったほうが良いでしょう笑、となるのです。

ここで本コラムのテーマであるこのお話へと続くのです。

 

 

↓↓↓【お急ぎの方はここだけでOK】※本題はこちら

弊社トランジスタのブランドストラテジストである僕の仕事は主に、

顧問先様にマーケティング視点でブランデングのアドバイスをする立場。

 

知らないは裏切り。だから採用ブランディングとして

経営者がツイッターを運用していくために、

僕もそういった経営者と同じタイミングでツイッターをはじめました。

 

 https://transistor-inc.jp/

ツイッターはひとつの国とイメージし、その独特な世界・国家の中ですでにある

ルールや法律本質を理解し、顧問先のみんなにアウトプットしますと伝え

0からアカウントを作ったのが今年の7月。

 

そして僕がツイッターをはじめたタイミングが、

ちょうどツイッターのアルゴリズムが大々的に変わった

今年の7月のタイミングなのも良かった。

それまで僕の知っていた(つもり)の従来の

情報スピード拡散重視型から

スピード+共感醸成型プラットフォームにこの7月から移行したように思う。

 

いままでも共感はもちろんあったが、より力を入れたが正解かも。

ちなみによくタイムライン上などであるフォロワーさん

目標を掲げられているアカウントは盛り上がっているのかを考えてみた。

 

なぜ目標10000人などを宣言される

アカウントはアルゴリズム上でも有利なのか。

 

それは、目標に向かって本気で一生懸命なその投稿から

にじみ出る覚悟と決意に、

 

共感しオーディエンスは心を摑み、

その結果、目標は達成される。

 

ただその決意が浅はかであれば、

フォロワーから見放されることも。

 

愚直に真面目に頑張るその姿に人は感動を覚え。応援され続ける。

 

結果、良いアカウントは目標達成し、さらなる次のステージへと進むはずだ。

 

2022年7月に突如起こったツイッターのアルゴリズム改変

そしてアルゴリズム変更はツイッター社目線で考えると、

とっても必然であることがわかる。

SNSプラットフォーマーであるツイッターもインスタグラムも

YoutubeもTikTokも皆同じ。

 

広告収入を生業としてます。そして広告収入はクリック課金なので

プラットフォームユーザーをどれだけ各プラットフォームにのめり込ませ、

中毒化させその人たちのSNS滞在時間を1分でもあげたいのである。

 

ツイッターの場合は、おそらくだけど

「各アカウント1つ1つのただ単なる滞在時間を増やす」

から次のステージとなる、

「時間だけでなくより前のめりにツイッターの世界の中で

アカウントがアクティブ滞在する環境を作る」

 

を目標にし、レコメンド(おすすめ)表示は、リツイートやいいね、リプなどで

双方向にコミュニケーションを行っているアカウントだけが優先して

他社のタイムラインに表示される現象へと繋がっていくのである。

 

コラムの執筆を終えて

ちょうど初稿で2時間かかりました。

なりふり構わず書いたため、誤字脱字お許しください。

校正はUPした後から始めていきたいと思います。

あと初ワードプレスなので読みやすいレイアウトにしていかないと

誰も読んでくれませんよね。(これがいちばん時間かかりそうです><)

 

伝わる良い文章を練ることも大事ですが、

アジャイル的にやりながら改善し、

またα版をリリースし、皆様からの反応によって

わかりにくい表現や補足などは順次足していきたいと思ってます。

 

最後にもしこのコラムがあなたにとって少しでも役立つことができましたなら

ツイッターをはじめましたのでどうぞフォローのほどよろしくお願いします。

 

【要チェック】

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マーケティングのことや、ブランディング、そして経営哲学や

日々僕が学んだことなどを発信しております。

是非!

それでは皆様、素敵な週末をお過ごしください。

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ブランディングと戦略コンサルティングの会社

株式会社トランジスタ 代表取締役 伊藤健太郎

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